便利なアプリを作ったのに、現場で使われない。そんな話を聞くことがあります。
原因の多くは、作る前に、現場の話を聞けていないことです。
この記事では、私が運送会社などを訪ねるときに、必ず確かめる5つのことをお伝えします。
なぜ作る前に聞くのか
私には、飲食13年・宅配9年の現場経験があります。現場には、外から見ただけでは分からない手順や癖があります。
アプリは、現場のやり方に合わせて作ったときに、はじめて使われます。
聞く場所はできれば現場
近場なら、現場へ伺います。遠方の場合は、Zoomでお話を聞きます。実際の机や車の中、道具の置き場所を見せていただけると、話が早く進みます。
現場で聞く5つのこと
ここからが本題です。次の5つを、順番に確かめます。
1. 一日の流れ
朝から夜まで、誰がどこで何をしているかを聞きます。アプリは、この流れの途中に入ります。流れを変えるのではなく、流れに乗せるのが基本です。
2. いま紙やExcelで困っていること
いま使っている紙やExcelを見せていただきます。困りごとは、その書き込みや消し跡に出ます。
3. 誰がいつ入力するのか
入力する人が、ドライバーなのか、社長なのかで画面は変わります。運転の前後に、立ったまま片手で入力することもあります。
4. スマホで使うかパソコンで使うか
現場ではスマホ、事務所ではパソコンということが多いです。どちらで何をするかを、先に決めます。
5. 困ったときに誰に聞くのか
使い始めてからの相談先も、決めておきます。作ったあとの保守点検サポートは、月1万円〜(税別)でご用意しています。
聞くことのまとめ
- 一日の流れ
- 紙やExcelの困りごと
- 入力する人とタイミング
- スマホかパソコンか
- 困ったときの相談先
聞いたあとにどう形にするか
聞き取りが終わったら、すぐに作り始めるわけではありません。まず、聞いたことを整理して、ご提案とお見積もりをお渡しします。
作りながら途中で確認する
制作は、途中で確認しながら進めます。画面を見ていただき、「ここは使いにくい」「この順番にしたい」という声を、その場で形に戻します。
現場で使う人の一言が、いちばん確かな設計図です。
聞かずに作ると何が起きるか
たとえば、入力項目が多すぎると、忙しい時間帯に誰も開かなくなります。逆に、必要な項目が足りないと、結局、紙に戻ってしまいます。
どちらも、作る前に現場で聞いていれば、防げることです。
先に作ってしまう前に
アプリを作ってから現場に渡すと、手直しが増えます。聞いてから作る順番を、おすすめしています。
現場から生まれたアプリの例
自社アプリ「カルポ」は、現役の軽貨物ドライバーの目線で開発しました。点呼の記録、事故の報告判断など、現場で必要な機能だけを形にしています。
ベーシックプランは、税込500円/月(1ドライバーあたり)です。モニターも募集中です。
詳しくはカルポのページをご覧ください。
費用の目安
システム開発とアプリ開発は、どちらも50万円〜(税別)の目安です。現場で話を聞いたあと、内容に合わせてお見積もりします。システム・アプリ開発のページに、料金と流れをまとめています。
まとめ
アプリは、作る前の聞き取りで、半分が決まります。一日の流れ、紙やExcelの困りごと、入力する人、使う機器、相談先。この5つを聞くところから始めます。
「こんなこと、できますか?」の一言で構いません。お問い合わせから、無料でご相談ください。
よくある質問
小さなご相談でもよいですか。 はい。「こんなことできる?」というお話から歓迎します。
現場まで来てもらえますか。 近場は現場へ伺います。遠方のお客様は、Zoomでお話を伺います。
